【さまざまなデータのハブに】BIM/CIMコミュニケーション一元化ツール「Revzto」提供開始
コンストテック(川崎市、石川亮太社長)は、建築・土木の設計・施工管理を最適化するBIM/CIMコミュニケーション一元化ツール「Revzto」(レビツト)の提供を始めた。施主、設計者、施工者、専門工事会社、施設管理者などによるリアルタイムのコミュニケーションを実現し、さまざまなデータのハブの役割を果たす。コロナ禍におけるBIMのリモートワークにも貢献する。
レビツトは、ゲーミングテクノロジーとクラウドベースのソリューションというコンセプトのもと、スイスと米国に本社を置くVizerra SAが2008年に開発した。約150カ国で10万人を超える建設技術者に活用されている。
例えば、▽Revit▽ArchiCAD▽Rhinoceros▽Tekla Structures▽vectorworks–などさまざまなソフトをプラグインし、ユーザーフレンドリーなプラットフォームで操作する。
独自の2次元・3次元融合ビューを活用し、データ連動する。課題を共有し、リアルタイムでコミュニケーションしながら課題を解決する。
高価なソフトを導入しなくても情報共有できるため、発注者が確認・検証の目的でBIM/CIMを活用する場合、レビツトだけで業務を実施できる。
1ライセンスの年間価格(税別)は、「スターター」(10ユーザー)が8万円、「チーム」(20ライセンス)は6万5000円、エンタープライズ(50ライセンス以上)が5万円。オープニング特価として22日まで10%オフの価格で提供する。
21日にはバージョン5の無料オンラインセミナーを開催し、確認事項の素早い検索機能、モデル合成をより簡単に行う機能、積算に使えるワークフローなどを紹介する。
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